戦争体験はしたくはないです。
やらなくても悲惨なことは分かります。
おばあちゃんの話も聞いたら壮絶でしたし
学校でもたくさん習いました。
「焼けあとのイチ」って本はなんとなくブックオフで中古で売られていたのを買って読んだだけですが
良かったので紹介しておきます。
焼けあとのイチは戦争体験が学べるマンガ
出版:第三文明社
編集:創価学会婦人平和委員会
(私は創価学会員ではありません)
平成7年発行
中身としてはマンガで戦争体験を学習できるマンガ本です。
なので読書経験が浅い人でも読めます。
子ども向けです。
内容は4つのマンガがあります。
- 焼けあとのイチ
- 戦場サイパンからの脱出
- ピース・フロム・ナガサキ
- おうちに帰りたい
ほかには戦争中の写真があります。
2時間もかからず読めると思います。
この本を読んでいると戦争のおそろしさが伝わってきます。
- 背中の上で弟が死んでいく
- 汚水でご飯を炊く
- 戦争孤児の生活
それは悲しい事実です。
しかし、強く生きようとも考えれます。
感じ方は人それぞれですが私は
今の日本は恵まれている
そして私自身も恵まれている
人にも物にも環境にも恵まれています。
比べていいのか分かりませんが
雨風しのげて、3食いただけて、お金もあって、健康で、周りには心配もしてもらえて、安全に寝て起きれます。
今の当たり前が戦争中と比べれるとどれほど奇跡的なことかと感じました。
なんか自分の悩みがすごくしょうもないし、贅沢なような気もします。
とは言え本当に戦争を経験したわけでもないし、
今の日常を経験しているのは自分自身なので
今の日常からくる思いは私にしか分からないのも事実でしょう。
けどこういう戦争系の本を読むとすごい世界があるもんだぁと思いますし
そのすごい世界がほんの数十年前にこの日本に起こっていた日常だったのです。
頭では理解していても信じれていない気持ちがあるのも正直あります。
平和ボケしているのでしょうか?
短編なので読みやすい
この本自体は読みやすく分かりやすく書いてくれているので
- 戦争経験のお話をマンガで読みたい方
- 少し短めに読みたい方
- お子様に少しでも分かってほしい方
上記の方にオススメです。
はだしのゲンが戦争マンガでは有名ですが、
こういう短編系もわかりやすくていいですね。