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「泣くな赤鬼」映画レビュー「泣けなかったけど感動しまくり」

泣くな赤鬼

泣くな赤鬼の映画を見てきましたのでレビューです。

涙もろい私ですが泣かなかったなぁ

けど、感動はしました。

原作は重松清先生の「せんせい。」の一つの作品から抜擢されたものです。

(そちらの感想はこちらからどうぞ)

「泣くな赤鬼」収録の「せんせい。」の感想。重松清は教師作品が最高ですな

小説の内容を知っていたので感動が薄れてしまったのかもしれません。

しかし

世界観や役者さんの演技力はかなり上手で涙ぐむ場面は多かったです。

堤真一さん演じる赤鬼先生がすごいハマリ役でして

声の抑揚だけでしびれちゃいます

また、

ゴルゴ役の柳楽優弥さんの笑顔の演技が最高にすばらしい

表情だけで演技しないといけない場面がでてくるんですが

クッソ上手!

そして

キーになるキャラを演じているのが雪乃さん役の川栄李奈さんも素晴らしい。

ヤンキーの嫁さんでありアホっぽいキャラも醸しつつ

泣き役が多いのですが柳楽優弥さんを支える場面の声掛けのシーンも

妙にリアリティがあって良かったです。

映画の内容的には

洋画のような派手なシーンもなければ

ワッとなるような誰かが死ぬシーンやバカ騒ぎしているシーンもありません。

しかし、

一人ひとりの立場になって考えると涙ぐむことになる作品なので

誰を主点に映画を見るかで感想が変わると思います。

私は赤鬼先生を主観で見たので

心の中で「泣くな赤鬼」って意味がすごくはっきりと分かった感じがしました。

しかし、

「泣くな赤鬼」って柳楽優弥さんが言っているのでしょう。

じんわりと心に涙が溜まってくるような映画でした。

この記事ではネタバレはしません。

隠れ評価をするなら高校生のゴルゴ役

名前は分からないんですが

高校生のゴルゴ役の子が

すっごく演技がうまいです。

ゴルゴの気が弱いのに盾突く性格を見事に表情で演じてました。

どうしたらいいのか分からなくて、見せる笑顔

悔しいのにどうしたらいいのか分からない状態の見せる笑顔

そうです!笑顔の出し方が非常に素晴らしい。

名役者だわ。

けど、それを引き継いでいるのが柳楽優弥さんです。

あの人の笑顔のシーンは脳裏に焼き付いた。

病棟生活が辛いのに赤鬼先生が見舞いにくるシーンで

元気になったんでしょうねって分かるシーンの笑顔が素敵です。

堤真一さんがドはまりしている赤鬼先生

一流は違いますね。

10年前と10年後の先生の絶妙な変わり具合

本気だから怒り指導する姿や

涙をこらえながら話すシーンなど

映画に吸い込まれたって感覚を見終わった後に感じましたが

堤真一さんのおかげです。

マジで引きこまれた。

川栄李奈さんの雪乃さんの泣きシーンがぐっとくる

雪乃さんが一番つらい立場だと今になって思います。

若くして愛する夫が亡くなるまでの姿を間近でみている役です。

物語の引き立てとして重要なキャラポジションを演じてました。

泣きのシーンが多いのですが都度涙がこみ上げてくる感覚になりました。

赤鬼先生を電話で呼び出すとき、覚悟を決めていたけどツライ状態で電話して

偉かったなぁ。

悔しい悔しい思いが伝わる演技です。

けど明るく接する演技もよかったです。

川栄さんってアホのイメージがめちゃイケであるんですけど

女優としてやっていけます。

まとめ

重松清さんの「せんせい。」を読んで

なんで「泣くな赤鬼」をチョイスして映画化したんだろうって思いは正直今も変わりありません。

しかし、良かった。

原作を忠実に再現しているわけではなく

多少オリジナルもありましたが

ばっちり感動できる映画です。

派手さも華やかさもない映画ですが

考えさせられる映画です。

年齢や立場によってとらえ方が様々にかわる映画です。

是非見に行ってください。

「泣くな赤鬼」収録の「せんせい。」の感想。重松清は教師作品が最高ですな